基本情報技術者試験とは?難易度・合格率・勉強方法までわかりやすく解説!【2025年最新版】

1. 基本情報技術者試験ってどんな資格?

「基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)」は、IT業界をめざす人なら一度は聞いたことがある、人気の国家資格です。
この資格は、パソコンやプログラム、ネットワークの基礎知識をしっかり理解している人であることを証明するもので、ITエンジニアを目指す人の“登竜門”とも言われています。

試験を実施しているのは「情報処理推進機構(IPA)」という国の機関になります。
合格すると「ITの基礎をしっかり学んだ人」として評価され、就職のときにもアピールできるので、特にシステムエンジニアやプログラマー、Webエンジニアを目指す人にはピッタリの資格です。

2. 試験の内容と出題範囲

基本情報技術者試験は、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野から出題されます。少しむずかしく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと次のような内容です。

  • テクノロジ系:コンピュータの仕組み、ネットワーク、プログラミングなど技術的なこと
  • マネジメント系:プロジェクトの進め方、情報セキュリティ、チームの管理など
  • ストラテジ系:会社の仕組み、ITを使ったビジネス戦略、法律など

3. A試験とB試験の違いをわかりやすく解説

試験は「科目A試験」と「科目B試験」の2つに分かれています。

以前は「午前試験」「午後試験」と呼ばれていましたが、2023年度からは内容が大きく変わり、「科目A試験(A試験)」と「科目B試験(B試験)」という新しい形式になりました。

A試験(科目A)

IT全般の知識を問う「基礎力テスト」。四択の問題形式で、幅広い知識を確認します。
例)コンピュータの仕組み、ネットワーク、アルゴリズム、情報セキュリティなど。
 試験時間は約90分・60問出題され、知識量が求められます。

B試験(科目B)

応用力を問う「実践テスト」。文章や図を読み取り、考えて答える問題です。
例)システム開発やデータ分析など、現場での思考力・判断力を試す内容。
試験時間は約100分・20問出題され、問題文も長めです。

どちらの試験も1000点満点中600点以上で合格ですが、
B試験のほうが思考力を求められるため、より実践的な内容といわれています。 2023年からは「CBT方式(パソコンで受ける形式)」になり、全国の会場で自分の好きな日に受験できるようになりました。
1年中いつでも受けられるのは嬉しいポイントですね。

4. 合格率と難易度はどのくらい?

気になる合格率は、だいたい40〜50%ほど。
以前は20〜30%台の時期もありましたが、試験形式が変わったことで少し上がりました。
(出典:IPA公式サイト

ただし、出題範囲がとても広いので、しっかりとした勉強計画が必要です。
ITの基礎からプログラミング、さらには経営の考え方まで出るため、「どこから手をつけていいかわからない…」と悩む人も多いです。

でも安心してください。コツコツと学べば、決して不可能な試験ではありません。
学校で学びながら対策すれば、初心者でも十分に合格を目指せます。

5. A試験免除制度とは?対象学科を選ぶと有利に!

実はこの試験には、「科目A試験免除制度」という特別な仕組みがあります。
これは、文部科学大臣またはIPAが認定した教育機関で所定のカリキュラムを修了した場合、
A試験(基礎知識テスト)を免除できるという制度です。

つまり、対象の専門学校や学科に入学して指定科目を受講すれば、
本来必要な2つの試験のうち1つをスキップして「B試験(応用問題)」だけで合格を目指せるのです。

A試験免除を利用することで、試験対策の負担を減らし、より実践的な勉強や就職活動に時間をかけることができます。

6. さいたまIT・WEB専門学校はA試験免除の対象校!

さいたまIT・WEB専門学校では、基本情報技術者試験A試験免除対象学科が設置されています。
これは、IPAが定めた教育基準を満たしていることを意味しており、学生はA試験を免除された状態でB試験だけに挑戦できます。

A試験免除があることで、授業を通して自然に基礎知識を身につけながら、応用力を問われるB試験の対策に集中できます。

7. 専門学校で学ぶメリット

独学で勉強する方法もありますが、専門学校で学ぶことでより計画的に取り組むことができます。
専門学校では、情報処理の基礎から応用までを段階的に学べる授業が行われており、
授業の中で基本情報技術者試験の出題範囲を網羅的に学習できます。

また、先生の解説を通して理解を深められるため、独学よりも効率的に知識を身につけられます。

さらに、学校内で同じ資格取得を目指す仲間と切磋琢磨できることで、学ぶモチベーションも維持しやすくなります。
このように、専門学校での学びは、資格勉強と実践スキルの両方をバランスよく伸ばせる環境といえます。

8. さいたまIT・WEB専門学校での学び

さいたまIT・WEB専門学校では、基本情報技術者試験の対策をカリキュラムの中でしっかり行っています。
授業では、試験に出るポイントをわかりやすく教えるだけでなく、実際に手を動かして理解を深める実習もたくさんあります。

たとえば、

  • プログラミング(PythonやJavaなど)
  • ネットワーク・セキュリティの基礎
  • Webデザインやアプリ制作
  • データベースやシステム開発の基礎

など、ITエンジニアに必要な知識を実践的に学べます。

また、少人数制の授業なので、わからないところをそのままにせず、先生に質問しやすい環境です。
資格取得だけでなく、「ITを仕事にする力」を身につけられるのが大きな特徴です。

さらに、就職サポートも充実しています。
就職指導の担当教員が、一人ひとりの希望に合わせて履歴書の書き方や面接練習、企業選びの相談などを丁寧にサポートしています。
IT業界やWeb業界への就職を目指す学生に向けたガイダンスや企業説明会も行われており、安心して就職活動に臨める環境です。

さいたまIT・WEB専門学校|就職サポート

卒業後は、システムエンジニア・Webデザイナー・ネットワーク関連職など、IT分野のさまざまな職種で活躍する卒業生も多くいます。
「資格を取って終わり」ではなく、実践的な学びを通して“仕事につながる力”を育てる――
それが、さいたまIT・WEB専門学校の学びの特徴です。

9. まとめ:資格を“将来への第一歩”にしよう

基本情報技術者試験は、IT業界を目指す人にとってのスタートラインです。
A試験免除制度をうまく活用すれば、効率的に合格を目指すことができ、ITの世界に踏み出す大きなきっかけになります。

さいたまIT・WEB専門学校では、資格取得のサポートに加え、IT業界で活躍できる力を実践的に育てる授業が充実しています。
資格を「ゴール」ではなく「第一歩」に変えて、未来のキャリアにつなげていきましょう。

さいたまIT・WEB専門学校 入学事務局
TEL:048-644-9000/E-mail:info@siw.ac.jp
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