ゲーム開発者になるには?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説します!

1. はじめに

スマホゲーム、家庭用ゲーム、PCゲーム、VR、メタバースなど、ゲームは今や世界中で楽しまれる巨大なエンターテインメント産業です。

「ゲームが好き」
「自分でもゲームを作ってみたい」
「将来はゲーム開発に関わる仕事がしたい」

そんな気持ちを持っている高校生や学生の方も多いのではないでしょうか。

一方で、進路として本気で考え始めると、

「ゲーム開発者ってどんな仕事?」
「ゲーム開発者の年収は高いの?」
「AIが進化しても将来性はある?」
「未経験からでもゲーム業界を目指せる?」

といった現実的な疑問も出てきます。

このコラムでは、ゲーム開発者の仕事内容、リアルな年収、将来性、そして高校生・学生が今から準備できることをわかりやすく解説します。

2. ゲーム開発者とは?主な仕事内容と職種

ゲーム開発者とは、ゲームの企画・デザイン・プログラム・サウンド・運営などに関わり、ゲームを形にしていくクリエイターのことです。

ゲーム制作は、一人ですべてを完成させるよりも、複数の職種がチームを組んで進めるケースが一般的です。代表的な職種を見ていきましょう。

◯ゲームプランナー

ゲームプランナーは、ゲームのルールや世界観、キャラクター、ステージ、イベントなどを考える仕事です。

「どうすればプレイヤーが楽しいと感じるか」
「どんな仕組みにすれば長く遊んでもらえるか」

といったゲームの面白さを設計する役割を担います。アイデア力だけでなく、文章力、分析力、チームへの説明力も大切です。

◯ゲームプログラマー

ゲームプログラマーは、キャラクターの動き、操作性、バトルシステム、画面表示、オンライン通信などをプログラムで実装する仕事です。

C++、C#、JavaScriptなどのプログラミング言語や、Unity、Unreal Engineといったゲームエンジンを使うこともあります。

ゲームを「実際に動くもの」にするため、開発現場ではとても重要な職種です。

◯ゲームデザイナー・CGクリエイター

ゲームデザイナーやCGクリエイターは、キャラクター、背景、アイテム、UI、エフェクト、3Dモデルなど、ゲームの見た目を作る仕事です。

プレイヤーが最初に目にするビジュアル部分を担当するため、ゲームの世界観や魅力を大きく左右します。

絵を描く力だけでなく、3Dソフトやデザインツールを使いこなすスキルも求められます。

◯サウンドクリエイター

サウンドクリエイターは、BGM、効果音、環境音などを制作する仕事です。

ゲームの緊張感、爽快感、感動を演出するうえで、音は欠かせない要素です。音楽の知識だけでなく、ゲームのシーンに合わせて音を設計する力が求められます。

3. ゲーム開発者の年収はどれくらい?

進路を考えるうえで気になるのが、ゲーム開発者の年収です。

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、ゲームクリエーターが属する職業分類の全国年収は 583.3万円とされています(令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成しています)。

ただし、注意したいのは、この数字が ゲームクリエーターだけを単独で集計したものではないという点です。厚生労働省の職業情報提供サイトの「job tag」でも、統計データは「必ずしもその職業のみの数値を表しているものではない」と明記されています。ゲームクリエーターは「他に分類されない法務・経営・文化芸術等の専門的職業」という広い分類に含まれているため、あくまで目安として見てください。

参考として、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は 478万円とされています。

こうしたデータを見るかぎり、ゲーム開発に関わる職種は「ゲーム業界だから稼げない」という仕事ではなく、スキルや経験を積むことで平均以上の年収を目指せる可能性がある分野だと言えます。

ただし、実際の年収は以下のような条件によって大きく変わります。

・職種
・経験年数
・会社の規模
・担当するプロジェクト
・使用できる技術
・リーダー経験の有無
・ポートフォリオの完成度

たとえば、未経験から新卒で入社する場合は、最初から高収入になるとは限りません。しかし、プログラミング力や開発経験を積み、プロジェクトリーダー、ディレクター、テクニカルアーティスト、エンジニアリーダーなどへキャリアアップすれば、年収アップも十分に狙えます。

実際の求人条件は企業やプロジェクトによって大きく異なります。志望する会社の採用ページや求人サイトで、募集職種ごとの想定年収を自分の目で確かめてみることをおすすめします。共通して言えるのは、ゲーム業界がスキルや実績が評価につながりやすい業界だということです。

4. ゲーム業界の将来性はある?AI時代でも目指せる理由

「ゲーム開発者は将来性があるの?」という不安を持つ人もいるかもしれません。

結論から言うと、ゲーム業界には今後も大きな可能性があります。

『ファミ通ゲーム白書2025』では、2024年の世界ゲームコンテンツ市場規模を31兆42億円(約31兆円)、国内ゲームコンテンツ市場規模を2兆3961億円(約2.4兆円) と推計しています。同じ数値は、CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が発行する『CESA ゲーム産業レポート2025』にも掲載されており、世界市場は過去4年間でおよそ5割拡大したとされています。

ここで一つ、数字の読み方として知っておいてほしいことがあります。世界市場の「前年比5.0%増」は円に換算した場合の数字で、為替の影響を除いた同一為替レートで見ると2.6%減になっている点です。つまり、「円安のおかげで大きく見えている」部分もあるということです。

とはいえ、31兆円という市場規模そのものが極めて大きいことに変わりはありません。数字の勢いだけで判断するのではなく、産業としての規模の大きさに注目してみてください。

将来性が期待される理由

ゲーム開発者の需要が期待される理由は、大きく3つあります。

1つ目は、ゲームのプラットフォームが広がっていることです。スマホ、家庭用ゲーム機、PC、VR、AR、クラウドゲームなど、ゲームを遊ぶ場所はどんどん多様化しています。

2つ目は、ゲームの技術が他分野にも広がっていることです。3D表現、シミュレーション、UI設計、リアルタイム通信など、ゲーム開発で使われる技術は、医療、教育、建築、製造、広告などの分野でも活用されています。

3つ目は、AIの進化によって新しい制作方法が生まれていることです。

たしかに、AIによって一部の作業は効率化されていくでしょう。しかし、ゲームに必要な「面白さを考える力」「プレイヤーの気持ちを想像する力」「世界観を作る力」は、人間の感性が大きく関わる部分です。

これからのゲーム開発者には、AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使いこなしてより面白いゲームを作る力が求められていきます。

5. 高校生・学生がゲーム開発者になるためのロードマップ

ゲーム開発者を目指すなら、高校生や学生のうちから少しずつ準備を始めることが大切です。

STEP1 まずはゲームを「作る側」の目線で見る

普段ゲームを遊ぶときに、

「なぜこの操作は気持ちいいのか」
「なぜこのステージは面白いのか」
「なぜこのキャラクターに魅力を感じるのか」

と考えてみましょう。

ただ遊ぶだけでなく、ゲームの仕組みを分析するクセをつけることで、開発者に必要な視点が育ちます。

STEP2 プログラミングやデザインに触れてみる

ゲームプログラマーを目指すなら、まずはプログラミングに触れてみましょう。

初心者の場合は、JavaScript、Python、C#などから始めると学びやすいです。UnityやUnreal Engineを使えば、簡単なゲーム制作にも挑戦できます。

デザインやCGに興味がある人は、イラスト、動画編集、3Dモデリング、UIデザインなどに触れてみるのがおすすめです。

大切なのは、最初から完璧な作品を作ろうとしないことです。ミニゲーム、簡単なキャラクター、短い動画など、小さな作品を作る経験を積み重ねましょう。

STEP3 ポートフォリオを作る

ゲーム業界を目指すうえで、ポートフォリオはとても重要です。

ポートフォリオとは、自分が作った作品をまとめた作品集のことです。ゲーム会社や制作会社に応募するとき、学校名や資格だけでなく、「実際に何を作れるのか」が見られることがあります。

たとえば、以下のようなものがポートフォリオになります。

・自作ゲーム
・キャラクターデザイン
・3Dモデル
・UIデザイン
・プログラムの制作物
・チーム制作の成果物
・企画書や仕様書

高校生のうちから小さな作品を作っておくと、進学後や就職活動のときに大きな強みになります。

STEP4 専門学校などで体系的に学ぶ

独学でもゲーム開発を学ぶことはできます。しかし、ゲーム開発はプログラミング、デザイン、企画、チーム制作、プレゼン、ポートフォリオ制作など、学ぶ範囲が広い分野です。

そのため、未経験から本格的にゲーム業界を目指すなら、専門学校などで基礎から体系的に学ぶ方法も有効です。

特に、同じ目標を持つ仲間とチーム制作を経験できる環境は、ゲーム業界を目指すうえで大きなメリットになります。

6. さいたまIT・WEB専門学校でゲーム開発を学ぶという選択肢

本格的にゲームプログラミングを学びたい高校生・学生の方は、「さいたまIT・WEB専門学校」も選択肢の一つです。

ゲームプログラマー専攻がある4年制学科

さいたまIT・WEB専門学校の高度専門士情報技術科(昼間部・4年制) には、「ゲームプログラマー専攻」 が設置されています。

4年間の学びの流れは次のとおりです。

1年次:入門クラス・基礎クラスに分かれ、エンジニアとプログラマーに
必要な基礎を共通で学ぶ

2年次:システムエンジニア専攻・プログラマー専攻を選択し、高度なIT技術者になる土台をつくる

3・4年次:「プログラミング×AI×マネジメント」を組み合わせながら、ゲームプログラマー専攻などで専門性を高める

3年次のカリキュラムには「ゲームプログラミング」の授業もあり、担当するのはUnreal Engineのソフトウェア・プラグイン開発を手がける現役のソフトウェアエンジニアです。

また、入学時点でパソコン初心者でも大丈夫なように、入学直後にスタートアッププログラム(10日間程度)が用意されている点も、未経験から目指す人には安心材料になります。

4年制で「高度専門士」を取得できる

一定の条件を満たす4年制専門学校の修了者には「高度専門士」の称号が付与されます。これは文部科学省より大学卒業である「学士」と同等と認められた称号で、大学院への進学も可能です。

さいたまIT・WEB専門学校の高度専門士情報技術科(4年制)はこちら

Unreal Engineのゲーム制作を体験できる

オープンキャンパスでは、「【特別授業・90分】ゲームプログラミング体験 Unreal Engineで1日ゲーム開発!」 という体験授業が定期的に開催されています。プロの現場で使われているUnreal Engineに実際に触れながら、ゲームの仕組みづくりに挑戦できる内容で、初めての方でも参加できます。

このほか、JavaScriptでゲーム開発の基礎に触れる体験授業なども用意されています。開催日は日程によって内容が異なるため、公式サイトのオープンキャンパスページで最新のスケジュールを確認してみてください。

「ゲームが好き」から一歩進んで、「自分で作れる人になりたい」と考えている方は、まずは学校説明会やオープンキャンパスで実際の学びを体験してみるのもおすすめです。

さいたまIT・WEB専門学校のオープンキャンパス情報はこちら

7. まとめ

ゲーム開発者は、ゲームの企画、プログラミング、デザイン、サウンドなどを通して、プレイヤーに楽しい体験を届ける仕事です。

年収は職種やスキル、経験によって差がありますが、専門的な技術を身につけることで高い水準を目指せる可能性があります。

また、ゲーム市場は世界で31兆円規模という大きな産業であり、AI、VR、メタバース、スマホアプリ、PCゲームなど、今後も新しい技術や表現が広がっていく分野です。

高校生や学生のうちからできることは、決して難しいことばかりではありません。

・まずはゲームを作る側の目線で見てみる。
・小さな作品を作ってみる。
・プログラミングやデザインに触れてみる。
・そして、専門的に学べる環境を調べてみる。

その一歩が、将来ゲーム開発者として活躍するきっかけになるかもしれません。

「ゲームが好き」を、将来の仕事につなげたい方は、ぜひ今できることから始めてみましょう。

さいたまIT・WEB専門学校 入学事務局
TEL:048-644-9000
E-mail:info@siw.ac.jp
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