URLやメールアドレスに使われるドメインとは?

皆さんは普段どんなメールアドレスを使っていますか?

GoogleやYahooo!のメールアドレス、iCloudやdocomo、ezwebのメールアドレスなど、普段あまり意識せずにメールアドレスを使っている方も多いのではないでしょうか?

今回はこのメールアドレスにも関係のある「ドメイン」についてのコラムです。

ドメインとは

ドメインとはインターネット上の住所と表現されます。
インターネット上の住所である「ドメイン」を使うことで、ウェブサイトにアクセスしたり、メールの送受信をすることができます。

さいたまIT・WEB専門学校は2021年8月にHPを立ち上げました。
HP開設当時は https://www.saitama-itweb.com/ というURでしたが、2022年6月にドメインを変更し、 https://www.siw.ac.jp/ というURLに変更しました。

この新しいURLの「siw.ac.jp」の部分がドメインです。

同じドメインは世界中に存在しない

ドメインはインターネット上の住所の役割を持つので、複数のウェブサイトでドメインが重複してしまうと、ウェブサイトを特定できなくなってしまいます。
そのため、同じドメインが2つ存在することはありません

とは言え、よく似たドメインは存在します。

どのようなケースがあるのでしょうか?次の章でご紹介します。

ドメインの種類

もし皆さんが自分でWEBサイトを立ち上げる場合、ドメインを取得する必要があります。
ドメインを取得する際には、まずはドメインの種類を決めましょう。

TLD(トップレベルドメイン)

ドメインを取得する際にまず決めなければならないのが、「TLD(トップレベルドメイン)」です。

トップレベルドメインとは、ドメイン名の最後(一番右)の部分のことです。
さいたまIT・WEB専門学校のドメインの場合は「siw.ac.jp」の「jp」がトップレベルドメインに当たります。
日本でよく見かけるドメインは、「jp」他に「com」や「net」などがあります。

「.jp」は日本(japan)という意味のドメインで、日本に住所を持つ組織・個人が取得可能なドメインです。
「.com」は世界中で最も多く使用されているドメインの一つで、もともとは「Company(会社・企業)」という意味でしたが、現在では様々な用途で使用されています。
「.net」はもともとは「Network」という意味でしたが、現在は用途の制限なく利用することが可能です。

SLD(セカンドレベルドメイン)

セカンドレベルドメインとは、ドメインの右から二番目の部分のことです。
セカンドレベルドメインでは、そのドメインを有する組織の種類、組織の所在、組織名などを表します。

さいたまIT・WEB専門学校のドメインの場合は「siw.ac.jp」の「ac」がセカンドレベルドメインに当たります。

さいたまIT・WEB専門学校のようなjpドメインの場合、セカンドレベルドメインでは組織の種類を表します。
組織の種類ごとに区別されるjpドメインを「属性型(組織種別型)ドメイン」と呼びます。

代表的な属性型ドメインをご紹介します。

.co.jp
日本国内で登記を行っている会社

.or.jp
財団法人、社団法人、医療法人、宗教法人、特定非営利活動法人など

.ne.jp
日本国内のサービス提供者のネットワークサービス

.ac.jp
高等教育機関、学術研究機関、学校法人など

.ed.jp
初等中等教育機関および18歳未満を対象とした教育機関

.go.jp
日本の政府機関、各省庁管轄研究所、独立行政法人など

「ドメイン」と一言で言っても、このようにたくさんの種類が存在します。

前の章で「同じドメインは2つ以上存在しないけど、似ているドメインは存在する」と伝えました。
例えば、ある企業が「abcd.co.jp」というドメインを取得している場合、別の企業がまったく同じ「abcd.co.jp」というドメインを取得することはできません。
しかし、「abcd.com」や「abcd.ne.jp」というドメインを取得することはできるので、似ているドメインが存在することになります。

まとめ

いかがでしたか?
普段私たちが何気なく使っているメールアドレスやWEBサイトのURLも、ドメインが使用されています。
URL(ドメイン)を見ただけで、「このサイトは高等教育機関のドメインだ」「ここは日本にある会社だ」といったように、ある程度の種類を見分けることができます。

さいたまIT・WEB専門学校の情報技術科(2年制)では、WEBプログラマーやWEBデザイナーを目指します。
WEBプログラマーやWEBデザイナーはWEBのプロフェッショナルです。
WEBのプロフェッショナルを目指す第一歩として、普段からドメインにも注目してみてはいかがでしょうか?

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