ITパスポートは 「ITの基礎力」を証明する国家資格であり、今や文系・理系を問わず、多くの学生が挑戦しています。
この記事では、IT系の進路を考えている方・ITパスポートに興味のある方に向けて、
- ITパスポートとは何か
- 出題範囲や試験内容
- どんな高校生に向いているのか
- 取得するメリット
- 合格に向けた学習法
をわかりやすく解説します。
IT業界を目指すなら、まず知っておきたい基礎知識をしっかり押さえておきましょう。
1. ITパスポート試験とは何か
ITパスポート(通称「iパス」)は、経済産業省が実施する国家資格「情報処理技術者試験」のエントリー区分にあたります。
目的は、ITを安全かつ正しく使うための基礎知識を身につけているかを確認すること。
「ITを使うすべての人のための資格」と言われており、特定の専門職だけでなく、社会人・学生・高校生など幅広い層が受験しています。
● ITパスポートで身につく力はITを正しく理解し、業務を効果的にITを利活用することのできる「IT力」
例えばこのような内容を学びます:
- SNSトラブルを防ぐ情報セキュリティ
- ネットワークやコンピュータの仕組み
- 職場での仕事の進め方
- 企業が利益を出すビジネスモデル
- 法律・著作権・個人情報保護の考え方
これらは、将来ITエンジニアを目指す人に限らず、どんな職業に就いても必ず必要になる基礎知識です。
特にIT分野へ進学する学生にとっては、ITパスポートの内容がそのまま入学後の授業の土台になるため、非常に相性がいい資格です。
2. 出題分野と試験方式
ITパスポート試験の大きな特徴は、「IT知識だけでなく、企業の仕組みや仕事の進め方まで広く学べる」ことです。
● 出題分野は3つの分野に分類されます。
①ストラテジ系(経営・ビジネス)
- 企業の目的・組織構造
- マーケティング手法
- 法務、知的財産権
社会の仕組みを理解するためのビジネス知識です。
②マネジメント系(仕事の管理)
- プロジェクトマネジメント
- システム開発の流れ
- サービス品質管理
仕事の成功に欠かせない考え方を学びます。
③テクノロジ系(IT技術)
- コンピュータの基本構造
- ネットワークのしくみ
- データベース
- 暗号化・セキュリティ
コンピューターやセキュリティに関することを学びます。
● 試験方式
- CBT(Computer Based Testing)方式(マウスやキーボードで解答)
- 四肢択一式(4つの選択肢から選ぶ)
- 試験時間:120分
- 問題数:100問
受験できる日程が多いため、部活や学校のスケジュールにも合わせやすく、忙しい高校生でも挑戦しやすい試験です。

3. 合格基準と合格率
合格するには 総合600点以上(1000点満点) が必要です。
さらに、ストラテジ・マネジメント・テクノロジの各分野で一定ラインを超える必要があります。
◯分野別評価点
ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
◯合格率は40〜50%前後
数字だけ見ると難しそうですが、
対策すれば十分に合格できるレベルです。
高校生にとっては新しい概念が多いものの、理解すべきポイントはしっかり整理されています。
特に、情報の授業を選択している学生や、ITが好きな学生は強みを活かせます。
4. どんな人が受験しているのか
ITパスポートは年齢や学歴に関係なく受験できる資格です。
● 社会人
企業では今、DX推進が重要視されています。
そのため、IT基礎が必須となり、業務改善やスキルアップのために受験する人が多いです。
● 大学生・専門学生
就職活動でのアピールや、授業の理解を深める目的で受験する学生が増加しています。
特に情報系の学校では取得推奨資格となっていることも多くなっています。
● 高校生
近年、最も増えているのが高校生です。
理由は以下の通りです。
- 入試での評価が高い
- 専門学校での学習が楽になる
- スマホ社会に必須の知識が得られる
- 将来の職業選択に役立つ
さいたまIT・WEB専門学校に興味がある高校生にとっては、入学後の基礎がスムーズになるので非常におすすめの資格です。
5. ITパスポートを取得するメリット
ITパスポートは「すぐ役立つ」「長く役立つ」という2つのメリットをもつ資格です。
① 情報社会で生き抜く力がつく
SNSでの炎上、アカウント乗っ取り、情報漏えいなど、現代のリスクは高校生にとっても身近になっています。
ITパスポートの学習を通して安全にインターネットを使う知識が得られます。
② 進学に強いアピールになる
「ITパスポート」という国家資格を取得しているという事実は、面接・書類で強力なアピールになります。
学習意欲や目標への計画性を評価されやすいため、専門学校の志望理由にも説得力が増します。
③ 専門学校の授業が理解しやすくなる
さいたまIT・WEB専門学校などのIT系の専門学校では、
- ネットワーク基礎
- コンピュータ概論
- セキュリティ
など、ITパスポートと重なる授業が多くあります。
事前に学んでおくことで、授業の理解が深まり、周りよりも一歩進んだ状態でスタートできます。
④ 就職後もずっと役立つ
企業での基本用語や仕組みを理解していると、社会に出たときに仕事が進めやすくなります。

6. 合格を目指す人へのアドバイス
ITパスポートは、正しい学習方法を行えば学生だけでなく社会人でも効率よく合格が狙える試験です。
ここでは、年齢・経験を問わず誰にでも実践しやすい具体的な学習ポイントをまとめました。
① 「目的」を明確にして学習をスタートする
ITパスポートは範囲が広く、「何のために勉強するか」が明確だと継続しやすくなります。
例えば、高校生なら
- IT系進学の準備
- 基礎力の強化
社会人なら
- 仕事での知識不足の解消
- キャリアアップ・社内評価向上
など、取得する目的があると学習の優先度が自然と上がります。
目的設定は勉強のモチベーション維持に非常に重要です。
② 「用語の理解」は最重要ポイント
ITパスポートでつまずくのは、ほぼ全員「専門用語」です。
しかし、逆にいえば 用語の理解さえできれば確実に得点が伸びる試験でもあります。
- 難しい単語はイラストや図解の教材で確認
- 実生活や仕事に置き換えて理解する
- 略語(IP、DNS、WPAなど)は必ず意味をセットで覚える
特に社会人は実務と結びつく概念が多いため、仕事で使う用語を意識しながら学習すると理解が早まります。
③ 過去問・模擬試験は「慣れるまで繰り返す」
ITパスポートは出題の傾向がある程度固定化されています。
そのため、最も高い効果を発揮する学習は過去問演習です。
- まずは解説付きの問題集で各分野の流れを把握
- その後は本番と同じ形式の模擬試験で慣れる
- 間違えた問題だけを集中的に復習
正答率が80%以上安定して正解できるようになれば、自信を持って本番に臨めます。
忙しい社会人は、スキマ時間(通勤・休憩時間・就寝前など)にスマホアプリで問題を解くのも効果的です。
④ 無理のない計画を立てる
一気にまとめて勉強しようとすると挫折しやすくなります。
継続が何より大切な試験なので、
- 毎日15〜20分程度
- 週3回のまとまった時間の学習
- 休日に1〜2時間の総復習
など、自分の生活リズムに合わせて計画を立てましょう。
高校生は部活や行事、社会人は仕事で忙しい分、少ない時間で効率よく続ける工夫が重要です。
⑤ わからないところは、質問・検索・相談で必ず解決する
ネットで検索すれば多くの用語解説が見つかりますが、
- 学校の先生
- 仕事場の先輩
- 学習サイトの質問掲示板
などに相談することで、理解が一段上がります。
特に社会人は実務例と結びつけることで「仕事にどう役立つか」が見えてきて記憶に残りやすくなります。
⑥ CBT方式に慣れておく
ITパスポートの試験はパソコンで行うため、日頃からパソコンで問題を解く練習をしておくとスムーズです。
- 選択肢の見落とし防止
- マウス操作でのストレス軽減
- 時間配分の感覚を身につける
こうした細かい部分が合格率を左右します。
⑦ 合格するために必要なのは「完璧」ではなく「理解の積み重ね」
ITパスポートは100問すべてを完璧にする必要はありません。
むしろ6割正解できれば合格ラインです。
- わかる問題を確実に落とさない
- 苦手分野を「最低限」できるようにする
- 得意分野で点を稼ぐ
この考え方が大切です。
焦らずコツコツ知識を積み重ねれば必ず合格に手が届きます。
7. まとめ
ITパスポートは、
「これからIT分野で学ぶ学生にとって最も取り組みやすく、最も役に立つ国家資格」
と言えます。
- ITリテラシーが身につく
- 進学・就職でアピールできる
- 専門学校の授業が理解しやすくなる
- 将来どの職業にも役立つ
という多くのメリットがあります。
これからIT業界に進みたい方は、ぜひITパスポートに挑戦して、未来への確実な一歩を踏み出してください。
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さいたまIT・WEB専門学校 入学事務局
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