さいたまIT・WEB専門学校で目指せる職業「コンピュータ技術者」とは

さいたまIT・WEB専門学校では、高度専門士情報技術科(プロジェクトマネージャー専攻、AI・データアナリスト専攻)、情報技術科(WEBデザイナー専攻、WEBプログラマー専攻)で、コンピュータ技術者を養成します。

それぞれの学科で目指せる職業についてご紹介します。

高度専門士情報技術科で目指せる職業

高度専門士情報技術科は、4年間でエンジニア(技術者)とプログラマー(システム構築者)の両方の知識・技術を学びます。
情報技術(IT)を活用し、人々の暮らしに便利なサービスやシステムづくりを通じて社会に貢献するコンピュータ技術者・ITスペシャリストを目指します。

①システムエンジニア

システム開発にかかわるすべての業務を行います。
具体的には、クライアント(取引先の企業など)にどんなものを作りたいのかヒアリングし、そこから浮かび上がった要望などをもとに設計書を作成します。
実際作業するのはプログラマーなので、プログラマーへの細かな指示をしたり、設計書通りになっているかといった最終チェックを行ったりします。

②プログラマー

システムエンジニアが作成した設計書をもとに、プログラミングを行います。
使用するプログラミング言語は、Java、JavaScript、Perl、PHP、Objective-Cなどがあり、勤める企業やかかわるプロジェクト、担当する業務によって、必要になる言語も変わってきます。

③プロジェクトマネージャー

開発プロジェクトが円滑に進むよう、人集めからスケジュール調整、予算の管理など幅広く取り仕切っていく非常に需要な職種です。
コミュニケーション能力やタスク管理能力、マネジメント力に加え、開発者とも渡り合っていけるような専門的なITスキルなど、さまざまなものが求められます。

④AI・データアナリスト

データを分析したり調査したりする専門家です。
一概にデータアナリストといっても扱う分野は幅広く、専門分野や得意分野などによってもそれぞれの分析手法に違いがあります。
近年ではAIの技術を活用して様々な角度からデータを分析し、クライアントや自社で抱えている課題の解決を目的に、コンサルタントやマーケティング活動に貢献しています。

⑤ネットワークエンジニア

企業内で使用するコンピューターや電子機器同士をつないで、最適なネットワーク環境を構築し、それを運用していくのが主な仕事です。
ネットワークエンジニアはプログラムを書くことは少なく、ルーターやLANケーブルといった「手に取って触れる」機器を扱うシーンが多いのもエンジニア職種の中では珍しい特徴です。

⑥セキュリティエンジニア

ネットワークやシステムを外部のIT攻撃から守るエンジニアです。ネットワークやシステムの弱点(脆弱性)を見つけ出し、それを補うためのセキュリティシステムを提案・提供していきます。
具体的には、セキュリティ機器の導入や、不正アクセスの制御、サイバー攻撃、ウイルスの感染を防ぐための調査や改善など、さまざまな業務があります。

情報技術科で目指せる職業

情報技術科は、2年間でデザイナー(設計者)とプログラマー(システム構築者)の両方の知識・技術を学びます。
Web制作・運用を通じて企業のブランディングや商品の販売促進に貢献するコンピュータ技術者・Webスペシャリストを目指します。

⑦Webプロデューサー

Webサイト制作の統括責任者として、どのようなWebサイトを制作するのかクライアントと相談しながら考え、戦略を提案するなど、Webサイトの計画・立案を担当します。
実際にWebサイトを制作するというよりは、市場調査や予算計画の策定、システム設計などを担当します。

⑧Webディレクター

Webサイト制作において、制作の監督・指揮・管理する仕事です。WebプログラマーやWebデザイナーなどを監督し、Webサイト制作を進行します。
Webディレクターはサイトの制作や運用に携わることもあり、Webサイト制作チームのリーダーのような立場で活躍します。

⑨Webプランナー

Webサイト制作において、クライアントの要望を受け、Webサイト全体の企画設計を行います。
WebプロデューサーがWebプランナーの役割を兼ねることもありますが、一般的にはWebプロデューサーが統括責任者であるのに対し、Webプランナーは企画者のような立場でWebサイトの企画・設計を行います。

⑩Webデザイナー

クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを制作する仕事です。
IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使ってグラフィックを制作したり、HTMLやCSSなどを使用してWebサイトの実装をするコーディングを行います。
WebプロデューサーやWebディレクターが立てたWebサイト制作の計画を、Webデザイナーが実際に構築します。

⑪Webプログラマー

プログラム言語を使ってWebサイトを実際に制作する仕事です。
HTMLやCSS、JavaScript、PHP、Java、Perlなど、用途に応じて様々な言語を扱います。
WebプログラマーがWebデザイナーの役割を兼ねることもありますが、HTMLやCSSを使ってデザインのみを担当する人をWebデザイナー、プログラムの構築までを担当する人をWebプログラマーと呼びます。


これらのコンピュータ技術者・IT人材と呼ばれる職業は「ずっとパソコンに向かい合っていると思った」「人と関わらない仕事だと思っていた」と考えられることが少なくありませんが、実際は皆さんが普段見ているWebサイトやアプリはIT企業がつくっていて、それが私たちの暮らしに役立っていることから「人のために考えることが多い仕事」「人とつながりがある仕事」です。

さいたまIT・WEB専門学校が養成するコンピュータ技術者・IT人材は、人の意見をたくさん聞いて、人ためにものをつくり、人のことを想う人材です。

IT・Web業界の仕事は「人や社会の役に立てる仕事」なのです。


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