IT・Web業界の就職・将来性は?

「IT・Webの学校に進学したいけど、本当に就職はできるの?」
「IT・Web業界ってどんな業界?」
「IT・Web業界は将来性は?」

そんな疑問や不安をお持ちの方のために、IT・Web業界の現状をまとめました。

43万人の人材不足!?2025年の崖

2018年9月に経済産業省が発表した『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開』では、目前に迫った2025年、43万人ものIT人材が不足する可能性が指摘されています。
そして、現在すでに17万人のIT人材が不足しています。

2021年11月に「デジタル人材育成に向けて3年間で4,000億円を投資する」ことを首相が表明したことからも分かるように、IT人材不足の解消は官民一体となって、今進めなければならない課題です。

<関連記事>43万人の人材不足!?「2025年の崖」とは

目指すなら今

IT人材が不足する一方で、IT業界の市場拡大は止まりません。また、いわゆるIT分野以外の企業でも、働き方改革や業務の効率化にデジタル技術が欠かせないことから、自社内でIT・Web人材の確保に力を入れ始めています。
確かなスキルを身につけたIT・Web人材を求める企業は多く、IT・Web業界を目指す方にとって今が大きなチャンスと言えます。

東日本の中心都市「さいたま・大宮」

東京への人口集中を抑えて地方を活性化させることも、未来に向けた日本の課題です。コロナ禍によるテレワークの広がりで、地方への移住が注目を集めたことからもわかるように、地方の活性化にもIT・Webの力は欠かすことができません。

次のグラフからも分かるように、東日本の商業の中心都市である「さいたま・大宮」には様々な企業が集結しています。さいたまIT・WEB専門学校はこの埼玉で地元の企業と連携しながら、この街をさらに活性化させるIT・Web人材を養成していきます。

※グラフは『令和元年経済センサス‐基礎調査結果』を加工して作成

〔埼玉県内の主な地域にある情報通信業事業所数〕

魅力も、将来性も、広がるIT・Web業界

IT・Webの技術は、急速に進化するとともに、活用の場があらゆる業界へと広がっています。
既存の業界のビジネスと、先進的なテクノロジーを結び付け新しい製品やサービスを生み出す「X-Tech(クロステック)」はその象徴と言えます。IT・Webは、さらに身近で私たちの生活を支えてくれる存在になっていくでしょう。

たとえばこんな業界の、こんなシーンで

医療 × IT

患者ごとにAIが最適な質問を自動で作り出して、その回答内容から病名を導き出す自動問診システム。

農業 × IT

農場での肥料の散布や種蒔きまで、農業用ドローンの活用で、労働の負担が大きく軽減されています。

スポーツ × IT

選手の体調やトレーニング状況をデータ化して、コンディションの管理やトレーニングに活かすクラウドサービス。

高水準の年収

IT業界の全体の傾向として、全業界の平均よりも高水準。専門的なスキルを持った技術の強みと言えます。
グラフの年収はあくまで平均の金額です。高額な年収を得ているエンジニアも多く、働きながらスキルアップ、経験を積んでプロジェクトを率いるポジションへ、転職によるキャリアアップなどももちろん可能です。

※グラフは厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査』より算出

ライフスタイルに合わせた働き方も

ライフスタイルや人生の転機に応じた働き方がしやすいこともIT・Web業界の大きな利点です。
パソコンで進める仕事が多いこともあり、厚生労働省の2020年の調査では8割近くのIT関連企業がテレワークを実施。テレワーク中心の業務なら居住地域も柔軟に選ぶことができます。
結婚や出産、家族の介護など、生活の変化に応じて働き方を変え、テレワークを利用して、またはフリーランスのエンジニアとして働くケースも多く見られます。

※グラフは厚生労働省『IT業界の働き方に関する経年変化とコロナウイルスの影響調査(2020年度)』より

<関連記事>エンジニアの働き方~1日のスケジュール~

就職に強い専門学校

実践力を求めるなら、大学とは違う特徴を持つ専門学校という選択

専門学校は大学と同じ高等教育機関です。学校教育法で、大学が「学術的・理論的な学問を行うとともに、社会人として必要な幅広い教養を身につける場」であるのに対して、専門学校は「社会で必要な知識・技能を身につける」ことを目的としています。
専門学校という選択は、やりたいことが明確に決まっている人、手に職を付けて確実な就職を目指したい人にとって、有効な進路の一つだと言えます。

景気の動向に左右されない安定した就職実績

次のグラフは大学と専門学校の卒業者の就職率の比較です。
注目いただきたいのは、専門学校の安定した就職率。専門性の高い人材はどのようなときでも求められているのです。先行きの見えない時代に、大きな安心材料と言えるのではないでしょうか。

※グラフは文部科学省学校基本調査より

新卒者の就職率(全就職者÷全卒業者)

まとめ

ご覧いただいた通り、IT・Web業界は日々進化を続けています。
人材不足が深刻化するIT・Web業界では、確かなスキルを持った人材は有利に就職を進めることができるでしょう。
しかし、日々進化する業界であるがゆえに、スキルや学ぶ意欲が欠かせない業界でもあります。

IT・Web専門学校で高いスキルを習得して、理想の就職を目指しませんか?


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